はじめてのFX

FXを始めようとして最初につまずくのは、たいてい「よく分からないまま始めてしまうこと」です。

口座開設の手順を説明する記事はたくさんあります。

ただ、その通りに進めて口座ができたあと、「で、いくら入れて、何を買えばいいのか」というところで手が止まる人は少なくありません。

このページは、FXを始める前に確かめておきたいことを、順番に整理したものです。


FXを始めるまでの流れ

段階やること確かめておきたいこと
1仕組みを知るレバレッジ、ロスカット、pipsといった言葉の意味
2取引する場所を決める取引単位、取扱通貨ペア
3口座を開設する本人確認書類、審査、入金
4最初の取引をするいくら入れて、何通貨で、どれだけ動くのか


多くの解説は3までで終わります。しかし実際に迷うのは4です。


始める前に知っておきたい3つの数字

① 取引単位

FXは「何通貨を売買するか」で取引します。

1,000通貨単位が一般的で、米ドル/円が1ドル=155円なら、1,000通貨=155,000円分の取引という意味になります。

この単位が、あとに出てくる必要証拠金と損益額のすべての前提になります。 

単位を把握しないまま数字を見ても、金額の実感がつかめません。


② 必要証拠金

国内のFXでは、レバレッジの上限が25倍に規制されています。つまり、取引したい金額の最低4%にあたる証拠金が必要です。

1米ドル=155円のとき、1,000通貨(=155,000円分)の取引に必要な証拠金は、155,000円 ÷ 25 = 6,200円

ただしこれは「6,200円あれば取引できる」という意味であって、「6,200円で安全に取引できる」という意味ではありません。

ここを取り違えると、すぐにロスカットにかかります。


③ 1円動いたときの損益

米ドル/円で1,000通貨を持っている場合、1円動くと1,000円の損益になります。

1万通貨なら1万円です。

同じ「1円」でも、通貨量によって金額はまったく違います。


よくある誤解

誤解実際
「FXは手数料が無料」取引手数料は無料であることがほとんどですが、スプレッドという実質的なコストがあります

「レバレッジ25倍で始める」
25倍は上限であって目標ではありません。倍率が高いほどロスカットまでの距離が近くなります

「少額なら安全」
資金が少ないほど、ロスカットにかかりやすくなります


このページから読む記事

FXの始め方|口座開設から最初の取引まで

レバレッジとは?「かけるもの」ではなく「決まるもの」

FXで勝てない理由は、精神論ではなく数字で説明できる

FXはいくらから始められる?少額で足りなくなるのは損切り幅

関連するページ


最終更新:2026年8月20日

コメント

このブログの人気の投稿

ローソク足とは?見方と主要パターンを四本値から整理する

スワップポイントとは?受け取る金額が、何円分の値動きに相当するか計算する

FOMCの利上げ確率はどこで見られる?市場の織り込みを確認する方法